【読書マニアがレビュー/評価】『戦略論と科学思考の教科書』吉田裕介の感想

引用:Amazon商品ページ

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こんな人におすすめ!
○ビジネスを成功させたい人
○戦略論や科学思考を学びたい人

今回は吉田裕介さんの『戦略論と科学思考の教科書』を読んでいこうと思います。

戦略論、科学思考かぁ・・・

少し難しそうだなぁ・・・

素人の私でも読めるか不安ですが、早速読んでいこうと思います。

 

【あらすじ】

 

現代ビジネスは、4つの課題に迫られている。

変動性:市場環境の急激な変化にどう対応すべきか?
不確実性:予測不可能なリスクをどう管理するか?
複雑性:多様な要素が絡み合う課題にどう対処するか?
曖昧性:不明確な情報に基づく意思決定をどう行うか?

これらの課題に対して、科学的思考多様な学問の洞察を融合し、解決方法を探求する。
具体的な戦略形成意思決定プロセス持続可能なイノベーションを詳しく解説。

科学的思考チームサイエンスの原則を、ビジネス戦略に適用。
課題の本質を見極め、対応策を考案するための基盤が得られる一冊。

引用:Amazon商品ページ

 

【私的満足度】

読みやすさ ★★★★★

表 現 度 ★★★★★

おもしろ度 ★★★★★

総合満足度 ★★★★★

 

【感想】

 

戦略論とか科学思考について、ど素人の私ですが理解しながら読むことができました!

用語の解説などが丁寧でしたので、とても読みやすかったです。

これからのビジネスを生き抜くために、皆さんにもぜひ読んでいただきたいと思いました。

それでは、私が感じたことを少し書いていこうと思います。

 

チームサイエンスとは?

 

本書では変化が続くビジネス界に対応するための秘策がたくさん書かれておりました。

秘策の一部を紹介したいと思います。

まず重要になるのが「チームサイエンス」です。

皆さんは「チームサイエンス」という言葉をご存知でしょうか?

ぶっちゃけ、私は聞いたことがありませんでした・・・

チームサイエンスとは、「異なる専門分野の知識を統合し、協力して取り組む」アプローチのことを言うそうです。

 

これだけ聞いても、ピンと来ないかもしれませんので、例を紹介したいと思います。

例えば、「行動経済学」と「消費行動論」の分野の融合が挙げられます。

行動経済学と消費行動論と言う単語は聞いたことがある方もいると思います。

行動経済学とは「心理学と経済学が融合したもの」であり、消費行動論とは「心理学とマーケティングが融合した分野」のことを言います。

さて、行動経済学と消費行動論をビジネスに取り組むとどのような変化が起こるのでしょうか?

本書で詳しく解説されておりますので、じっくりと読んでいただきたいと思います。

 

ここまで読んでみて、「難しい単語が多く登場しそうだなぁ・・・」とか「ビジネス書初心者でも読めるかなぁ?」と思った方もいると思います。

大丈夫です!安心してください。

聞きなれない単語が登場しても、単語の解説がありますので素人の私でもじっくり理解しながら読むことができました。

できるだけわかりやすく読んで欲しいという筆者のこだわりが感じられました。

解説も充実しておりますので、これ1冊で新時代を切り開くビジネスの考え方が身につくはずです。

どの知識もビジネスに応用できるものとなっておりましたので、ビジネスがマンネリ化している方やスランプに陥っている方にぜひ読んでいただきたいと思います。

 

ビジネスの戦略論

 

本書では「ビジネスの戦略論」についても詳しく触れられていましたので、少しだけ書いてみたいと思います。

「ビジネス戦略」という言葉はビジネスマンなら誰しも聞いたことがある単語なのではないでしょうか?

競合他社に勝つための戦略のことをビジネス戦略と言います。

では、ビジネス戦略には何が求められるのでしょうか?

ズバリ!「競合他社の強みと弱みを把握し、自社の利点を最大限に活かすこと」が求められます。

また、時代の考え方に捉われず柔軟に対応することも大切になります。

 

本書では、このビジネス戦略の原理についても詳しく解説されていました。

実は戦略論には不変の原則が存在するんです。

皆さんは想像がつきますか?

私は全くわかりませんでした・・・涙

ビジネス戦略の原理の1つに「アート、サイエンス、クラフト」の3つの要素の融合があります。

アートとサイエンスとクラフト?

なんだかものづくりと似ていますね。

これら3つの単語について、少しだけ解説したいと思います。

・アート:戦略における直感的で創造的な側面

・サイエンス:戦略における分析的かつ合理的な側面

・クラフト:実践的なスキルと戦略の適応能力

 

ここまで読んでみても、戦略の立て方について想像できないかもしれません。

本書では「長篠の戦い」を例にこれら3つの要素について解説されていました。

皆さんは「長篠の戦い」をご存知でしょうか?

織田信長が火縄銃の三段撃ちを実践した戦いです。

歴史の教科書で見た記憶があります。

この例が、個人的にはめちゃくちゃわかりやすかったです!

安土桃山時代に織田信長も実践していた「アート、サイエンス、クラフト」の原理、知りたくないですか?

めちゃくちゃ面白かったので、ぜひ本書を覗いてみて欲しいと思います。

この例を読めば、「アート、サイエンス、クラフト」の原理をビジネスにも応用できるようになるはず!?

ぜひ、読んでみてくださいね!

 

【まとめ】

 

今回は吉田裕介さんの『戦略論と科学思考の教科書』を読んでみました。

目まぐるしく変化するビジネス界を生き抜くための戦略が書かれている本作。

難しい単語もしっかりと解説されておりますので、ビジネス書初心者の方でもじっくりと理解できる内容となっておりました。

内容が充実しており、たくさんのトピックが網羅されていますので、これ一冊で十分に戦略を学べちゃいます!

ビジネスに変化を加えたい方やビジネスがマンネリ化している方は、ぜひ読んでみてくださいね!

 

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