【レビュー/評価】『ナゾトキ・ジパング』青柳碧人の感想
引用:Amazon商品ページ
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読書家:1日1冊以上読書しています!
元々は読書大嫌い
本のジャンルを問わずレビューしてます。
○ミステリーが好きな人
○日本の文化が好きな人
今回は青柳碧人さんの『ナゾトキ・ジパング』を読んでいこうと思います。
日本を思わせる表紙が素敵ですよね!
では、どんな物語が待っているのでしょうか?
気になるので、早速読んでいきたいと思います!
目次
【あらすじ】
精南大学の男子寮《獅子辰寮》の代表となった長瀬秀次は、四月から二回目の三年生。
成績はまずいが、寮での人望は厚い。
寮で同室となるのは、アメリカ Los Angeles出身のケビン・マクリーガル。
本来なら、一年生からの付き合いで気心の知れた平塚優作がルームメイトになるはずが、所属するゼミの雄島総一郎教授の一存で決まった。
ギリギリの成績で教授に弱みを握られている秀次に拒否権はなかった。
桜満開の三月の終わり、大学の旧学生会館で死体が発見された。
第一発見者の寮の後輩が、警察に連行され事情聴取を受けたという。
後輩の無実を晴らすことはできるのか──?
「ミョーデス!」日本の文化が大好きなだけでなくすぐれた洞察力を持つケビンと、なにかと巻き込まれがちな秀次が、いつの間にか探偵コンビに!?
SAKURA! FUJISAN! CHA! SUKIYAKI! KYOTO! 日本の名所名物を巡る数々の事件の謎を解く、キャッチーな本格ミステリ。
引用:Amazon商品ページ
【私的満足度】
読みやすさ ★★★★★
表 現 度 ★★★★☆
おもしろ度 ★★★★☆
総合満足度 ★★★★☆
【感想】
日本の文化が満載のこの作品!
日本の良いところがミステリーと相待って、いい味を出してました。
それでは、私が感じたことを少し書いていこうと思います!
① 日本の名所物を巡るミステリー
この作品では、日本の様々な名所物が登場します。
例えば、”桜”、”富士山”、”茶”などなど
この作品に登場するミステリーはどれも日本の名所物が関係しています。
そして、語られる日本の名所物のトリビア。
このトリビアがとても面白かった!
ミステリー以外にも見所があるのがこの作品のいいところ!
日本のいいところを再発見できます。
日本を感じながらミステリーも楽しんでみませんか?
② 謎解き短編集
この作品は6つのエピソードから構成される短編集となっていました。
それぞれのエピソードで、日本の名所物が紹介されています。
どのエピソードも読みやすかったです!
短いミステリーとなっていましたので、初心者の方でも楽しんで読むことができると思います。
日本の名所物の紹介もしっかりされていましたので、ぜひ読んでみてくださいね!
③ 秀次とケビンの国際コンビ
この物語の主な登場人物として、主人公の秀次と外国人留学生のケビンがいます。
この二人が協力して、事件を解決していくことになります。
正直、主人公よりケビンの方が探偵っぽいです笑
ケビンは「ミョーデス」と言い、次々にミステリーを解決していきます。
それにしても、ケビンの洞察力はすごい!
ただものじゃないと思います!
秀次はもうちょっと頑張れ笑
2人のやり取りにも注目してみてください!
なんだか癖になりますよ!
④ 犯人の意外なトリックとは?
この物語には、意外なトリックが登場します。
そして、どれも日本の名所物が関係しています。
日本の名所物が関係しているミステリーがとても斬新でした。
ネタバレしないように少し書きますと、
桜の枝や茶室などが関係しています。
桜の枝がどのようにミステリーに関係しているのでしょうか?
ネタバレになるので書けません涙
なので、実際に読んで確かめてみてくださいね!
日本の名所物が関係しているミステリー作品はあまりない気がします。
そして、日本の名所物のトリビアも知ることができます!
興味がそそられて、読む手が止まらなくなります!
日本にもっと詳しくなれるかも?
【まとめ】
今回は、青柳碧人さんの『ナゾトキ・ジパング』を読んでみました。
日本の名所物が満載のこの作品!
桜や富士山などなどが登場します。
日本の名所物を利用したミステリーにも注目してみてください!
他の作品にはない驚きが待っていますよ!
日本に関するトリビアも満載でしたので、ぜひ、読んでみてくださいね。
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