【レビュー/評価】『コンビニ人間』村田沙耶香の感想(ネタバレなし)
引用:Amazon商品ページ
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読書家:1日1冊以上読書しています!
元々は読書大嫌い
本のジャンルを問わずレビューしてます。
○自分のあり方を考えたい人
○何をしたいか考えたい人
今回は、村田沙耶香さんの『コンビニ人間』を読んでいこうと思います。
表紙がなかなか斬新ですね!
コンビニ人間とは?
気になる・・・
早速、読んでいこうと思います!
【あらすじ】
36歳未婚、彼氏なし。
コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。
日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる――。
「いらっしゃいませー!!」
お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。
ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。
引用:Amazon商品ページ
【私的満足度】
読みやすさ ★★★★★
表 現 度 ★★★★★
おもしろ度 ★★★★☆
総合満足度 ★★★★☆
【感想】
色々と考えさせられた作品でした!
私の考え方を大きく変えてくれる作品でした。
それでは私が感じたことを少し書いていこうと思います。
① 偏見に囲まれる日々
主人公は、コンビニ店員として長年勤めていました。
その期間は約18年間。
正社員としてではなく、アルバイトとして生活していました。
そんな彼女は偏見に囲まれて生活しています。
「いい歳こいてコンビニ店員なんて・・・」、「正社員にならないの?」、「結婚とか考えないの?」などなどの偏見に囲まれています。
それらのことを少し考えつつ、主人公は生活していきます。
これらの偏見を見て、私は思ったことがあります。
別にフリーターでもいいじゃないか!!!
私がフリーターもどきだから、そう思うのかもしれませんね・・・
職業で人を判断するのは間違っている!と思うけど、世間はそう思ってくれないんですよね・・・
結婚するにも、正社員じゃないと、なんだか挨拶に行きにくいと思ってしまいます。
もしかすると、私は主人公と少し似ているのかもしれません。
だから、私は主人公を応援します!
私を正当化したいわけではないんですけど、なんだか応援したくなります。
もし、偏見に囲まれて生活している人がいましたら、一緒に頑張りましょうね!
主人公からも頑張る勇気をもらえると思いますので、ぜひ読んでみてくださいね!
② 男を飼う主人公
そんな生活を続けていた主人公。
コンビニに白羽という新人バイトが入ってきました。
彼は、とても偏見を持っています。
「コンビニで働き続けることは、恥ずかしくないのか?」と、主人公に言います。
そんな中、とあることが原因で、主人公は白羽を飼うことになります。
白羽は主人公の家で飼われる代わりに、餌をもらいます。
なぜ、主人公は白羽を飼うことになったのか?
それは、実際に読んで確認してみてくださいね!
飼う理由も個人的には好きです!
少しヒントを書きますと、これにも偏見が関係しています。
色々と考えさせられたので、ぜひ読んでみてくださいね!
③ 自分とは?
この物語を読んで、一番考えさせられことがあります。
それは、「自分とは何か?」です。
特に終盤で考えさせられました。
私はあまり自分について、あまり考えてきませんでした・・・
「自分とは?」、「本当にやりたいことは?」、「偏見なんて気にしなくていい」などなどさまざまなことを考えました。
そして、その考えを全肯定してくれるような内容となっていました。
きっと、あなたも今やりたいことがあると思います。
人の偏見に晒されて、やりたいことができていない・・・
そんなことがありませんか?
でも大丈夫!!!
この作品を読むことで、自分がやりたいことをする勇気をもらうことができます。
「偏見なんて気にせず、好きなことをしろ!」
そんなメッセージを受け取れました!
【まとめ】
今回は、村田沙耶香さんの『コンビニ人間』を読んでみました。
「自分とは?」、「本当にやりたいことは?」などを考えさせられた作品でした!
考え方が色々と変わりました・・・
「自分がやりたいことをやろう!」
そんな勇気をもらうことができました。
きっと、皆さんも勇気をもらえるはず!
ぜひ、読んでみてくださいね!
4件のフィードバック
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