【レビュー/評価】『かぼちゃの出会い』しもやひでとしの感想
引用：Amazon商品ページ 
⚪︎ブログ運営者kimkim紹介
読書家：1日1冊以上読書しています！
元々は読書大嫌い
本のジャンルを問わずレビューしてます。
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本作はKindle Unlimitedでも読めちゃいます。
○小さなお子さんがいる方
○温かい気持ちになりたい方
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今回は、しもやひでとしさんの『かぼちゃの出会い』を読んでみたいと思います。
前回読ませていただいた『夢の中のやすらぎと約束』もとっても素敵な作品でした。
今回はどんな物語が待っているのでしょうか？
では、早速読んでいこうと思います。
【あらすじ】
友達をつくるのが苦手な女の子はハロウィンパーティーで仮装して、やさしい吸血鬼に仮装した男の子にといしょにイベントを過ごします。
女の子は男の子の家族のパーティーに招かれお姉さんさんから、弟はとっても甘えん坊だった秘密をしり、親しみを感じます。
共通の思いや安心感が芽生えた女の子は少しずつでも友達をつくろうと成長していく物語です。
引用：Amazon商品ページ
【私的満足度】
読みやすさ ★★★★★
表 現 度 ★★★★★
おもしろ度 ★★★★★
総合満足度 ★★★★★
【感想】
とっても優しい絵のタッチでしたので、とても温かな気持ちで本書を読むことができました。
小さなお子さんがいる方には、ぜひ読んでいただきたいと思います。
それでは私が感じたことを少し描いていこうと思います。
① 温かな絵のタッチ
今作を読んでみて、「絵のタッチが温かい」と初めに感じました。
↓本書のページを一部抜粋しますね。
（作者さんの許可を得て、掲載しております。）
いかがでしょうか？
皆さんにも本書の温かさを感じていただけたと思います。
登場人物が優しい絵のタッチで、めちゃくちゃ可愛く描かれていますね。
背景もわかりやすく描かれており、小さなお子さんでも物語を想像しやすいものになっております。
子どもたちが楽しそうに遊んでいる様子が素敵ですね！
とっても可愛らしいタッチの絵ですので、男の子でも女の子でも楽しんでもらえると思います。
他のページの絵も可愛らしいものばかりですので、ぜひ、読んでいただきたいです！
② 優しい色合い
先ほどの絵のタッチと似ている内容になるのですが、本書の色合いも個人的にはとっても好きです！
↓こちらのページをご覧ください。
（作者さんの許可を得て、掲載しております。）
こちらは、ハロウィンパーティーの場面を描いているページになります。
仮装した可愛らしい子どもたちやハロウィンの模様などが描かれていますね。
こちらのページもめちゃくちゃ可愛い絵のタッチで描かれています。
そして、色合いに注目してみてください。
優しい色合いばかりが使用されているのにお気づきでしょうか？
真っ赤な色などインパクトが強い色が使われていませんね。
インパクトが強い色が使われていると、なんだか優しい雰囲気が伝わりにくくなります。
もしかしたら、子どもたちにとって、インパクトが強い色は刺激が強いかもしれませんね。
本書の絵は、優しいイメージを想像させてくれる色合いを基調に表現されていますので、小さなお子さんに安心して読んでいただけると思います。
もちろん、大人でも優しい気持ちになれますので、保護者の方も優しい気持ちを子どもたちと共有しながら読むことができます。
こちらまで温かな気持ちになれる絵本って、とっても魅力的ですよね！
それぞれの絵に注目しながら、物語を読み進めていくのも、面白いかもしれませんね。
ぜひ、皆さんにもほっこりした温かい気持ちで、本書を読んでいただきたいと思います。
③ 子どもに勇気を与えるストーリー
本書のストーリーについても触れていこうと思います。
本書の物語は、友達作りが苦手な女の子が、ハロウィンパーティーを通して、友達を作っていくというものになっております。
皆さんのお子さんは友達作りが得意ですか？
ちなみに、私は友達作りが苦手な子どもでした涙
子どもたちに声をかけるのが少し怖くて、おどおどしていた記憶があります。
友達作りってなんだか難しいですよね・・・
友達作りが難しいと感じている子どもたちに読んでほしいのが、本書になります。
本書を読むことで、他の子どもたちに声をかける勇気をもらえたり、声をかけられた時の反応の仕方を学べたりすることができます。
声をかける勇気を貰える絵本はたまに見かけますが、声をかけられた時の反応の仕方を学べる絵本は少ないと思います。
一度に他の子どもたちに声をかける勇気をもらえたり、声をかけられた時の反応の仕方を学べたりできちゃうのが、本書の大きな魅力だと思います。
「心配しなくても、友達ができるよ！」や「思い切って声をかけることも大切だよ！」などの著者の思いがひしひしと伝わってきました。
優しいストーリーの中に、メッセージがたくさん詰まっています。
筆者のメッセージを１つ１つ探しながら読んでいただきたいと思います！
子どもたちの成長の糧になること、間違いなしです。
【まとめ】
今回は、しもやひでとしさんの『かぼちゃの出会い』を読んでみました。
温かな絵のタッチと優しい色使いが特徴的な本作。
子どもたちはもちろんのこと、読み聞かせているこちらまで温かな気持ちになることができます。
また、本書に込められたメッセージにも注目してほしいです。
本書を読むことで、一度に他の子どもたちに声をかける勇気をもらえたり、声をかけられた時の反応の仕方を学べたりできちゃいますよ！
特に、友達作りに悩んでいる子どもたちに届いてほしいメッセージが書かれていました。
子どもたちの成長の糧になる絵本となっておりましたので、ぜひ、皆さんもお手に取ってみてくださいね。
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