【レビュー/評価】『ひとり起業は苦しい。だけど、乗り越えられる』長岡吾朗の感想
引用:Amazon商品ページ
⚪︎ブログ運営者kimkim紹介
読書家:1日1冊以上読書しています!
元々は読書大嫌い
本のジャンルを問わずレビューしてます。
○起業したい人
○起業のリアルを知りたい人
今回は、長岡吾朗さんの『ひとり起業は苦しい。だけど、乗り越えられる』を読んでいこうと思います。
私はフリーで活動していますが、実は起業にも興味あったりします!
「ひとり起業」というワードがとても気になります。
いったい、どんな内容が書かれているのでしょうか?
早速、読んでいこうと思います。
【私的満足度】
読みやすさ ★★★★★
学 び 度 ★★★★★
総合満足度 ★★★★★
【感想】
起業のリアルが詰め込まれた作品でした!
筆者の体験談が盛りだくさんでしたので、とっても参考になりました。
リアルな数値もたくさん記載されていましたので、起業のリアルを知りたい人は必読の作品となっておりました!
それでは、私がためになったことを少し書いていこうと思います。
① なぜ、起業したいのか?
起業したい!と考えた時は、まず「なぜ、起業したいのか」をしっかり考えるようにしましょう!
これが起業の軸となります。
それができたら、さらに具体的なことを考えていきましょう。
「提供するサービスや商品」、「1年後、3年後、10年後の未来予想図」を書いていくのもいいかもしれませんね。
WordやPowerPointなどに書いて、保存しておくようにしましょうね。
そうすることで、ボンヤリと会社経営を進めてしまうことを防ぎます。
また、状況に応じて目標などを微調整して、徐々に世界を広げていきましょう!
夢や情熱が色褪せることなく、会社経営を継続できます。
目標例については、本書で詳しく解説されていますので、ぜひ、参考にしてみてくださいね!
起業への情熱が増すこと、間違いなし!?
② プラスαで会社を活性化
起業をすると、取引先の企業から案件を受注することもあると思います。
仕事をもらえることはありがたいのですが、受注案件ばかりこなしていると、何のために起業したのかわからなくなってしまうことも・・・
そんな時は、受注案件プラスαに挑戦してみましょう!
では、プラスαとは何を指すのでしょうか?
プラスαとは、「自分のやりたいこと」、「やってみたいこと」を指します。
メインの業種と全く異なる業種でもOKです!
プラスαを施すことで、様々なメリットが発生します。
・楽しみながら、会社を発展していける
・日々のモチベーションが上がる
・リスクヘッジになる
・収入が増える
などのメリットがあります。
本書には、プラスαを施す際のコツや考え方が載っていますので、ぜひ、経営の参考にしていただきたいと思います!
楽しんで仕事ができるようになるなんて・・・
めちゃくちゃ理想的だと思いませんか?
③ 「ラチェット効果」にはご注意を
起業してみると、様々な企業から仕事をいただく機会もあると思います。
「今後もこの企業と取引をしたい」、「仕事が途切れるのが怖い」という考え方から、過剰なサービスを提供してしまっていませんか?
個人的には、「仕事が途切れるのが怖い」という気持ちがめちゃくちゃわかります・・・
不安で不安で仕方ないと思います。
だからと言って、過剰なサービスを提供するのはNGなんです!
1度過剰なサービスを行なってしまうと、企業から「安く使える人材」と思われてしまいます涙
その案件が終わったとしても、色々と理不尽な内容の仕事や予算を提示されてしまうこともあるんだとか・・・
そのような傾向を「ラチェット効果」と言います。
このような事態になってしまったら、仕事の量は増える割に業績は良くならないなどの悪循環に陥ってしまうかもしれません。
では、「ラチェット効果」に陥らないためには、どうしたら良いのでしょうか?
「求められていないのに無駄なサービスを提供しない」ことを意識しましょう!
サービスは時にリスクにもなってしまいます・・・
「専門的な知識やクリエイティブな面は一気に全てを提供せず、小出しにして価値を高めていくことで、プロとしての立ち位置を見出す」ことを心がけることが大切だそうです。
確かに、私も過剰なサービスを提供してしまい、後悔したこともしばしば・・・
今後は過剰なサービスはしません!
ここに宣言します!
でも、たまには少しサービスしていきたいと思います笑
【まとめ】
今回は長岡吾朗さんの『ひとり起業は苦しい。だけど、乗り越えられる』を読んでみました。
書きたいことがめちゃくちゃあったのですが、長くなるのでこのくらいにしておきたいと思います・・・
本書には今回ご紹介した内容以外にも、「オフィスの選び方」、「決算はどうする?」、「会社運営のヒント」、「お金の不安を取り除くには?」などの項目が書かれていました。
個人的には、「オフィスの選び方」がリアルな数字がたくさん登場しておりましたので、ぜひ、皆さんにもご一読いただきたいと思います!
本書には、他の参考書には書かれていない”リアル”が詰め込まれていました。
著者の経験談や失敗談がありのまま書かれていましたので、他の形式的なビジネス書を読むよりも、とってもためになります!
「起業したい方」、「起業のリアルを知りたい方」は必読の1冊となっておりますので、ぜひ、本書をお手に取ってみてくださいね。
起業に対する価値観が大きく変わるかも!?
本の購入はこちらから!
その他の作品はこちら
2件のフィードバック
[…] 『ひとり起業は苦しい。だけど、乗り越えられる』長岡吾朗 […]
[…] 『ひとり起業は苦しい。だけど、乗り越えられる』長岡吾朗 […]