【読書マニアがレビュー/評価】『シティーハンター １巻』北条司の感想
引用：Amazon商品ページ 
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○バトル漫画が好きな人
○コメディが好きな人
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今回は北条司さんの『シティーハンター １巻』を読んでみたいと思います。
名前は知っている作品なのですが、実は読んだことがありませんでした・・・
めっちゃくちゃ有名な作品ですので、この際にじっくり読んでみたいと思います。
それでは、早速読んでいきます。
【あらすじ】
冴羽リョウ、通称シティーハンター依頼人の望みに100パーセントこたえる街のスイーパー。
ボディーガードから、殺しまで手広く請け負うが、依頼は美女絡みか、依頼人の本音に「心が震えた時」しか受けない。
今は亡き親友の妹、槇村香をパートナーに病んだ都会の闇に蠢く悪を撃つ！！
引用：Amazon商品ページ
【私的満足度】
読みやすさ ★★★★★
表 現 度 ★★★★★
おもしろ度 ★★★★★
総合満足度 ★★★★★
【感想】
名作というだけあって、めちゃくちゃ面白かったです。
一昔前の作品ですが、現代人でも楽しめる作品となっております。
現代の作品ではできない描写もありますので、ぜひ読んでいただきたいと思います。
それでは私が感じたことを少し書いていこうと思います。
① リアル＆コメディの元祖
本作は週刊少年ジャンプにて、１９８５年に連載が開始されました。
１９８５年って、結構前のように感じます。
大体４０年くらい前でしょうか・・・
思った以上に歴史が深い作品なんですね。
本作はリアルとコメディの２つのジャンルが融合したものになります。
リアルでシリアスなシーンもあれば、おちゃらけたコメディのシーンもあります。
２つのジャンルが程よい割合で表現されています。
本当に程よいんです！
まず、読んでいて飽きない。
シリアスなシーンが続いて疲れる前に、コメディシーンが登場します。
そういったバランスが取れている作品だからこそ、長年愛されているんですよね。
本作はリアル＆コメディの元祖と言ってもいいと思います！
（たまにエロも入ってきます笑）
また、リアルな描写とコメディ描写の書き分けにも注目してほしいです。
リアルな場面ではしっかりとリアルなタッチで描写し、コメディの場面では軽いタッチで描写されています。
掲載ページを本ページに載せられないのが残念です・・・
なので、皆さんはぜひ本作を手に取って描写の違いを確認してほしいと思います！
北条先生の虜になること間違いなし！？です笑
② 冴羽リョウとは？
主人公の冴羽リョウは通称「シティーハンター」と呼ばれるスイーパー（始末屋）です。
ボディーガード、探偵、殺しに至るまで、なんでもこなします。
その腕は超一流。
依頼主からの依頼を完璧にこなして見せます。
そんなリョウですが、実は大の女好きなんです。
本作を読んでみればわかるのですが、本当に美女に弱い笑
美女の頼み事は必ず引き受けてしまいます。
ちなみに、依頼は美女絡みか、心が震えた時しか受けないんだとか・・・
そんなリョウのキャラクターが私は好きです！
真面目ところは真面目にこなし、手を抜くとこは手を抜いておちゃらける。
切り替えがとにかく早かったりします。
私は切り替えをうまくできないので、仕事などをうまく手を抜けるリョウをめちゃくちゃ尊敬します。
ただし、女性にすぐセクハラをするところは尊敬できませんけどね笑
リョウの真面目＆コメディの切り替えにぜひ注目してみてください。
いつの時代も男性のギャップは惹かれるものがありますよね。
ギャップかぁ・・・私も大切にしていきたいと思います！
③ シティハンターの仕事
凄腕スイーパーの冴羽リョウ。
ボディーガード、探偵、殺しに至るまで、依頼人の依頼は忠実にこなします。
シティハンターの仕事を少しだけ書いてみたいと思います。
とある場所で依頼人と打ち合わせを行なっていたリョウ。
そこで家出少女を人質に立てこもり事件が発生しました。
立てこもった男はその店の売上を要求。
そこに立ち向かったのがリョウでした。
立てこもり犯に銃を向けるリュウ。
犯人の後ろには、窓があり、銃を撃ってしまうと後ろの人たちに弾が当たってしまいます。
現場にはこう着状態が続きます・・・
そこでリョウがとった驚きの秘策とは！？
おっと、これ以上はネタバレになるので伏せておこうと思います。
ちなみにこのシーンが私は１巻の中で１番好きです。
リョウのかっこよさが全面的に表現されています。
果たして、リョウのかっこよさが全面的に表現されている秘策とは？
それは本作を実際に読んで、確認してほしいと思います！
【まとめ】
今回は北条司さんの『シティーハンター １巻』を読んでみました。
リアル＆コメディジャンルの元祖と言っても過言ではない本作。
主人公のリョウのギャップにも注目してほしいと思います。
令和では描写できないような内容も書かれていました！
平成生まれの人も面白く読むことができますので、ぜひ読んでみてくださいね。
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あらすじ
時は1997年。
僕は東大理科三類の一年生で、夜八時に教養学部図書館を訪れ、閉館まで勉強する奇妙な生活を送っていた。
閉館後は渋谷で同じ理三の仲間と議論を交わしながら、食事をしたり酒を飲んだりする日々……
ある日からボーイッシュな雰囲気の女性が夜の図書館に訪れるようになる。
彼女はいつもサングラスに黒いコートという出立ちで、難解な物理学の専門書を読んでいた。
僕は彼女と話していくうちに、その圧倒的な世界観に夢中になる。天才とは何か、この世界に隠された秘密とは……？
実話をもとに描き、東大生のリアルが垣間見える仕上がりとなっている。
東大医学部卒医師が学問の本質を追求したSFフィクション。
天才と秀才の邂逅を描いた異色の青春物語。
引用：Amazon商品ページ
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