【レビュー/評価】『明日のわたし』南口 綾瀬の感想(ネタバレなし)
引用:Amazon商品ページ
⚪︎ブログ運営者kimkim紹介
読書家:1日1冊以上読書しています!
元々は読書大嫌い
本のジャンルを問わずレビューしてます。
本作はKindle Unlimitedでも読めちゃいます。
○どんでん返しが好きな人
○ミステリーが好きな人
今回は、南口綾瀬さんの『明日のわたし』を読んでいこうと思います!
何やらどんでん返しが待っているとのこと・・・
とても、楽しみです!
早速、読んでいこうと思います。
目次
【あらすじ】
マナにとって、登下校の一時だけが生きていると感じられる時間だった。
家にはクレイジーなママがいるし、学校には嫌がらせをしてくる同級生がいる。
唯一話しかけてくるアユミだって助けてくれるわけじゃない。
そんなある日、マナはとうとう学校を辞める決意をする。
どんでん返しの連続、7つの短編集。
引用:Amazon商品ページ
【私的満足度】
読みやすさ ★★★★★
表 現 度 ★★★★☆
おもしろ度 ★★★★★
総合満足度 ★★★★☆
【感想】
この物語には、7つの短編作品が収録されていました。
読み終えた時には、どんでん返しの余韻が漂っていました・・・
それでは、私が感じたことを少し書いていこうと思います!
① 異なる視点から描かれるストーリー
この物語は、さまざまな人の視点から構成されます。
女子高生、女子高生の母親、高校教師などなど・・・
それぞれの話が7つの話に収まっています。
どの物語にも驚きが待っていました。
1話1話に驚かされました。
しかも短編の話なので、読みやすい!
読書が苦手な人にも、おすすめできる作品となっていました!
② 繋がる物語
この物語には7つの短い物語が収録されています。
1つ1つの物語が最終的には繋がっていきます。
この繋がりが、とても面白かったです。
「あっ、そこが繋がるのね!」とか「この人、こんなふうに思っていたんだ・・・」とか感じました!
ある意味、これらのつながりもどんでん返しでした!
また、繋がりを読み解いていく過程は、ミステリー作品を読んでいる感覚に近かったです。
繋がる物語・・・明かされていく謎・・・隠された感情・・・
などなど、ミステリーに共通する部分が多々ありました。
ミステリー好きな人にもおすすめできる作品となっておりました!
ミステリー以上の驚きが、待っているかも!?
③ 最後に待ち受ける大きなどんでん返し
この物語の大きな醍醐味は、最後に待ち受けるどんでん返しだったと思います。
先ほども少し書きましたが、物語を読み進めていくと、7つの物語が繋がっていきます。
7つの物語の繋がり方と繋がった結果が、大きなどんでん返しを引き起こします!
ネタバレできないのが残念!!!
読んだ後の余韻がたまらなかったです!
どんでん返し系の作品は他にもありますが、この作品は他の作品にはない雰囲気を醸し出していました。
この感覚をみなさんにも味わってほしい・・・
どんでん返しが好きな人はもちろん、どんでん返し系の作品に飽きた人にも、ぜひ読んでほしい作品となっておりました!
もう一回読みたくなること間違いなし!?
④ 意外な伏線
この作品には、物語以外にも意外な伏線が登場します。
あまり、詳しく書くとネタバレになるので、書けませんが・・・
表紙や各物語の題名に秘密が隠されているかも!?
安心してください!
この作品を読み終えると、しっかり種明かしをしてくれます。
物語以外にも驚きが待っているこの作品。
とても斬新で、面白かったです!
ぶっちゃけ、他にもこんな作品があればいいのになぁ・・・と思いました。
細かい設定の作品って、なんだか癖になりませんか?
きっと、あなたも癖になるはず!?
ぜひ、読んでみてくださいね!
【まとめ】
今回は、南口綾瀬さんの『明日のわたし』を読んでみました!
物語の繋がりとどんでん返しが、この作品の醍醐味だと思いました。
また、物語以外にある意外な伏線にも注目です!
読んだ後の余韻があなたを待っています。
どんでん返し系が好きな人にはもちろん、ミステリー好きな人にもお勧めできる作品となっていました。
他の作品とは違う驚きを感じられますので、ぜひ、みなさんも読んでみてくださいね!
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