【レビュー/評価】『あの日、君は何をした』 まさきとしか の感想
引用:Amazon商品ページ
⚪︎ブログ運営者kimkim紹介
読書家:1日1冊以上読書しています!
元々は読書大嫌い
本のジャンルを問わずレビューしてます。
ぶらりと立ち寄ったbookoffで購入したこの一冊。
ミステリー系強化月間?ということで、この作品を読んでみたいと思います!
(最近、ミステリーの面白さに目覚めかけています笑)
題名からは、誰かが何かをしたことしかわかりません汗
内容が気になりますね・・・
ミステリーの読む前のドキドキがたまりませんね!
では、早速、読んでいこうと思います。
【あらすじ】
水野いづみは、ある日息子の大樹を亡くした。
連続殺人事件の容疑者に間違われて事故死したのだ。
大樹が深夜に家を抜け出し、自転車乗っていたのはなぜか?
15年後、若い女性が殺害され、その重要参考人である不倫相手の百井辰彦が行方不明になる。
母の智恵は必死に辰彦を探し出そうとする。
捜査にあたる刑事の三ツ谷は、この無関係に見える二つの事件を鍵を掴み、真相を明らかにしようとする。
【私的満足度】
読みやすさ ★★★★★
おもしろ度 ★★★★★
総合満足度 ★★★★★
【感想】
それでは、感想を書いていこうと思います。
それにしても、めちゃくちゃ面白かった!
思わず星5をつけてしまいました。
思わぬところで繋がる物語・・・
二人の母の狂気・・・
どれも格別のものでした。
読んだ後の余韻がすごい・・・
と言うことで、感じたことや思ったことを早速書いていきますね!
1.思わぬところで繋がる物語
思わぬところで物語が繋がった、、、
読んでる最中は、「なかなか物語がつながらないなぁ・・・」と思っていました。
「ほんとに2つの事件って、繋がってるの?」とさえ思いました。
しかし、終盤になるにつれて、「お、そことそこが繋がって、あ、また、そことそこが繋がるのね・・・」と思うようになりました。
ネタバレになるので、内容を書くことができませんが、とにかく繋がる。
どんどん繋がる・・・
そして、繋がり方が狂気。
他のミステリー作品にはない狂気だったように思います。
また、刑事の三ツ谷の考察もなかなかのものでした。(関心)
よくそんなこと思いつくよなぁ、しかし
頭の切れる刑事、、、かっこいい!!!
そんな刑事三ツ谷の活躍にも注目です!
2.二人の母の狂気
この作品の醍醐味は、母の狂気だったように思います。
始めは、なんの変哲もない母親なのです。
しかし、あることがきっかけになり、徐々に崩壊していきます。
そして、息子に対する狂気を感じるまでの愛情が生み出されます。
この作品には、二人の母親が登場します。
大輝の母の水野いづみ、百井辰彦の母の智恵
正直、二人の狂気が凄まじかった、、、
母って狂うまで、息子を愛するのか、、、
母の愛には感謝ですが、狂ってほしくないですね、
狂気の感情や行動が鮮明に表現されておりました。
他の小説にはない狂気を体験してみてはいかがでしょうか?
【まとめ】
素直におもしろかった!!!
母の狂気がいい味出していました。
この小説の醍醐味は母の狂気!!!
実際には狂ってほしくないですけどね笑
物語も思わぬところで繋がり、驚きを隠せませんでした!
なかなか物語がつながらないなと思っても、最後まで読んでみてくださいね。
衝撃の結末が待っていますよ!
意外なストーリー展開が好きな人には、ぜひ読んでもらいたい作品だったと思います!
この作者さんの他の作品も読んでみようかな。
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