【レビュー/評価】『いのちのほとり』咲セリの感想(ネタバレなし)

引用:Amazon商品ページ

 

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 元々は読書大嫌い

 本のジャンルを問わずレビューしてます。

 

 

こんな人におすすめ!
○生きるのが辛い人
○生きることを考えたい人

 

 今回は、咲セリさんの『いのちのほとり』を読んでいきたいと思います。

 

咲セリさんは私が大好きな作家さんの一人です。

 

この本のクラウドファンディングにも参加させていただきました。

 

どのような内容となっているのでしょうか?

 

気になるので、早速読んでいこうと思います。

 

【あらすじ】

なぜ生きるのか、なぜ死ぬのか、なぜ愛するのか、なぜ自分は自分なのか…。



生きづらさ当事者として心の病気や死にたい気持ちをそのまま肯定し発信する作家・カウンセラーの咲セリが贈る、4つの問いを紡ぐフィクション短編集(4編収録)。

 

引用:Amazon商品ページ

 

 

【私的満足度】

 

 読みやすさ ★★★★★

 表 現 度 ★★★★★

 おもしろ度 ★★★★★

 総合満足度 ★★★★★

 

【感想】

 

今回もいい意味で色々と考えさせられました。

 

生きるとは・・・

 

そんなことを深く深く考えることができました。

 

それでは、私が感じたことを少し書いていこうと思います!

 

 

① なぜ生きるのか?

 

この作品の4編のうちの一つである『いのちのほとり』では、なぜ生きるのかについて、書かれていました。

 

なんというか、とても深かった・・・

 

ミノの中でもがく登場人物の姿が鮮明に描かれていました。

 

せっかくですので、私自身の生きる意味について、言及したいと思います。

 

「楽しく生きる!」それが私の生きる意味です。

 

でも、本当に生きる意味がわかる時って、自分が死ぬ時なんだと思います。

 

今まで生きてきて、どう感じたか、どう考えたか、振り返った時に見つかるのかも知れませんね。

 

まだまだ、死ぬ予定はないので、まだ生きる意味の本当の意味は分かりません。

 

難しく考えずに、ゆっくり生きたいと思います。

 

果たして、私は死ぬ時に生きる意味を見つけることができるのか?

 

乞うご期待!

 

 

② なぜ死ぬのか

 

この作品の4編のうちの一つである『あわいのほとり』では、なぜ死ぬのかについて、書かれていました。

 

なぜ死ぬのか・・・あまり考えたことなかったです。

 

この作品を読んだ上で、なぜ死ぬのかについて、考えてみました。

 

もちろん答えはないと思いますので、私の意見を正直に書いていこうと思います。

 

なぜ死ぬのか?

 

私は、「誰かに愛しいと思って欲しいから死ぬ」と思います。

 

自分でもなかなか考えがまとまりませんが、この考えとなりました。

 

現在は、孤独死なんて言葉をよく聞きます。

 

一人で死んでしまうことを言います。

 

誰かに看取ってもらったとしても、死ぬ時は一人です。

 

死ぬ時に、誰かが愛しいと思ってくれたら嬉しいですよね。

 

死んでほしくないとか、もっと生きて欲しいとか、思ってくれたらとても嬉しいです。

 

まだ、私は死にませんけどね!

 

 

③ なぜ愛するのか

 

この作品の4編のうちの一つである『さよならのほとり』では、なぜ愛するのかについて、書かれていました。

 

なぜ愛するか・・・

 

なぜでしょうね?

 

ちょっと私なりに考えてみました。

 

楽しさや悲しさを共有するために愛する」んだと思います。

 

なんだか、ありきたりな考えになってしまいましたね。

 

でも、それでいいんだと思います。

 

楽しいこと、悲しいこと、なるべく多くのことを共有して、共に生きる。

 

今はそれでいいんだと思います。

 

もしかしたら、私が死ぬ時には考えが変わっているかも知れませんね!

 

それもそれで楽しみです!

 

 

④ なぜ自分は自分なのか

 

最後のエピソードの『えいえんのほとり』では、なぜ自分は自分なのかが書かれていました。

 

このエピソードはこの作品の中で、一番好きかも知れません。

 

好きだからこそ、あまり詳しく書かないでおこうと思います。

 

ぜひ、皆さんに読んでほしい!

 

そして、「自分とは?」について、考えてみてくださいね!

 

答えが出なくてもいいと思います。

 

考えるだけでも、十分です。

 

いつか、答えが出せる日が来ます。

 

 

【まとめ】

 

今回は、咲セリさんの『いのちのほとり』を読んでみました。

 

生と死、愛、自分自身について、深く深く考えることができました。

 

とても、いい機会に恵まれたと思います。

 

作品の表現も相まって、物語に没入することができました。

 

まるで、哲学書を読んでいるようでした。

 

生きるのが辛いと思っている人におすすめの作品となっていました。

 

少し楽に生きられるようになるかも知れません。

 

ぜひ、読んでみてくださいね!

 

 

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3件のフィードバック

  1. 2024年6月10日

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