【レビュー/評価】『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』岩崎 夏海の感想

 

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 元々は読書大嫌い

 本のジャンルを問わずレビューしてます。



こんな人におすすめ!
○仕事の成果を出したい人
○組織を発展させたい人

 

 この本は、私が若い時に流行った本ですが、その頃は読書に全く興味がなく、この年まで読んだことはありませんでした。

 

 ドラッカーとか『マネジメント』とか全然分からないのですが、とりあえず読んでみようと思います。

 

【私的満足度】 

 

【感想】

 この本を読んで、実生活で役に立つと思ったことを書いていこうと思います。

(ちなみに、とても読みやすくて、すぐ読み終えることができました。)



1.顧客は誰かを見極めろ!

 

  キャデラックの事業部の経営を任されたニコラス・ドレイシュタットは、「顧客が誰かを見極めた」ことで、キャデラックを成長事業へと変化させた。と『マネジメント』には書いていました。

 

 このことから分かったことは、我々が顧客と思っている人たちは、顧客のほんの一部に過ぎないということでした。

 

 例えば、公務員にとっての顧客は、国民です。

 

 しかし、それは顧客の一部に過ぎません

 

 国民以外にも、NPO団体や国内の企業など、さらには一緒に働く我々の上司、同僚、部下までもが「顧客」となり得るのです。

 

 このことを踏まえながら仕事をすると、全く違った視点で仕事ができると思いました。

 

 上司、関係団体、国民等違った視点を持ち合わせる人たちの目線に立ち、仕事を進めていくことで、仕事を俯瞰して見ることができ、これまでに考えもしなかったアイディアが生まれる可能性もあります。

 

 もしかしたら、ただ仕事をするよりも仕事が面白くなるかも知れません(そううまくいかないかも知れませんが笑)。

 

 なんだか、これまでよりワクワクして仕事に取り組める気がしました。



2.専門家は専門用語を使いがちである

 

 物事をわかりやすく伝えるためには、専門用語を用いずに伝えるべきである。

 

 当たり前のことなのですが、なかなか私自身できていないように思います。

 

 公務員の仕事の中には窓口対応がありますが、窓口対応の際、意図せず専門用語?難しい言葉?を使ってしまうことがありました。

 

 日々の仕事の中で、専門用語が出てきたら、分かりやすい他の言葉に言い換えられるように、自分の中の語彙力を鍛えていく必要があると思いました。



3.成果こそ、全ての活動の目的である

 

  この一言を読んで、素直に思ったことがあります。

 

 それは、公務員こそ成果にこだわる必要があるということです。

 

 成果より努力した過程の方が正しいとの意見もあると思います。

 

 それも正解だと思います。

 

 公務員の場合、ノルマや目標がなく、成果にこだわる必要はありません。

 

 しかし、そのため、仕事をテキトウに遂行してしまう人がいるのも事実です。

 

 とても残念で仕方ありません。

 

 正直、そんな人が公務員であっても無意味でさえあると思っています。

 

 一方で、成果に目を向け、仕事に取り組んでいる人がいることも事実です。

 

 その人は、テキトウに仕事をする人の何倍も成果を上げており、何倍も地域に貢献しています。

 

 そんな人を見ていると、成果にこだわり、責任感を持って仕事をすることで、少しでも国?県?市?をよくすることができると実感させられます。



【まとめ】

 

 この本は、物語形式でしたので、とても読みやすかったです。

 

 私でもすらすら読むことができ、さらに分かりやすかったです。

 

 私が書いたこと以外にも、ためになることがたくさん書いてありましたので、公務員や一般企業に勤めている方問わず読んでもらいたい一冊でした。 



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