【読書マニアがレビュー/評価】『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉の感想

引用:商品紹介ページ

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こんな人におすすめ!
○ミステリーが好きな人
○短編集が好きな人

今回は東川篤哉さんの『謎解きはディナーのあとで』を読んでみたいと思います。

 

ドラマ化もされている本作。

表紙もカラフルで魅力的ですね。

 

いったいどんな物語が待っているのでしょうか?

気になるので、早速読んでいこうと思います。



【登場人物】

・宝生 麗子(ほうしょう れいこ)

主人公。警視庁国立署の新米刑事。その正体は世界的な企業グループ「宝生グループ」の総帥の一人娘で、一流大学を優秀な成績で卒業した正真正銘の「お嬢様」。卒業後、父親の意向に沿った花嫁修業や、グループ企業での腰掛け就職を潔しとせず、警察官になる。

事件のことを影山に話した時は決まって影山の毒舌・暴言により散々にこきおろされ、初めの頃はクビを宣告し、以降も怒りのあまりワイングラスを割ったり何か物を投げつけようとするなど憤慨することがしばしばだが、影山の推理の腕だけは確かだと信頼しており、刑事として事件が迷宮入りになることは避けたいので、結局解雇することはできず、彼の推理を聞いて事件を解決している。

 

・影山(かげやま)

名前は不明。年齢は30代半ば。麗子に仕える執事兼専属運転手。ダークスーツと銀縁眼鏡に、スマートな体型が特徴。一見、謹厳実直を絵に描いたような性格で、常に感情を表に出さないが、麗子に対して慇懃無礼な態度を取っている。日々の給仕や麗子のエスコートをこなし、時に麗子を諫めたりするなど執事らしくきちんと麗子を立てることもある反面、丁寧な言葉使いながら、歯に衣着せぬ物言いで、下記のように執事にあるまじき暴言を吐いては、麗子の逆鱗に触れる。

推理力に長けており、麗子が持ち帰った事件を、話を聞いただけで解決してしまう、いわゆる安楽椅子探偵で、この事は彼自身も認めている。ただし、麗子と出かけた際に事件に遭遇したり、必要に応じて麗子と事件現場に出向くこともある。

引用:Wikipedia

 

 

【あらすじ】

 

国立署の新米刑事、宝生麗子は世界的に有名な『宝生グループ』のお嬢様。
『風祭モータース』の御曹司である風祭警部の下で、数々の事件に奮闘中だ。
大豪邸に帰ると、地味なパンツスーツからドレスに着替えてディナーを楽しむ麗子だが、難解な事件にぶちあたるたびに、その一部始終を相談する相手は“執事兼運転手”の影山。
「お嬢様の目は節穴でございますか?」
暴言すれすれの毒舌で麗子の推理力のなさを指摘しつつも、影山は鮮やかに謎を解き明かしていく――

引用:商品紹介ページ



【私的満足度】

読みやすさ ★★★★★

表 現 度 ★★★★★

おもしろ度 ★★★★☆

総合満足度 ★★★★☆

 

【感想】

 

お嬢様が警察官という特殊な設定の今作。

しかも、謎を解いてしまうのが専属の執事という、これもまた特殊な設定。

お嬢様警察官と専属執事のやり取りも面白かったです。

それでは、私が感じたことを少し書いていこうと思います。



① お嬢様と執事

 

主人公の宝生麗子は世界的に有名な『宝生グループ』のお嬢様。

『風祭モータース』の御曹司である風祭警部の下で、新米刑事として日々奮闘します。

 

お嬢様である麗子には、専属の執事がついています。

専属執事の名は影山。

運転から身の回りの世話まで、なんでもこなします。

そして、とにかく頭が切れる。

 

そんな2人のやり取りにも注目してほしいです。

なかなか謎を解くことができない麗子と毒舌アドバイスをする影山。

お嬢様に対する影山の毒舌もいい味出してました。

それにしも、よくお嬢様に毒舌を吐けますよね笑

いい関係ができているからこそ、できるんでしょうね。

 

では、2人には一体どのような事件が降りかかるのでしょうか?

本作は短編の事件が幾つか収録されておりますので、読書初心者でも読みやすい構成となっております。

 

「本を読んでみたいけど、読み切る自信がない」という人にもお勧めしたいです。

ミステリーも比較的やさしいものでしたので、ぜひ読んでみてくださいね。



② 初心者でもわかりやすいミステリー

 

本作はミステリー作品となっております。

なかなか謎をとけない麗子が、影山に相談をし、事件を解決していくという流れです。

ミステリーの内容は、他作品と比べ、比較的簡単なものとなっておりました。

勘の良い方なら、話を聞いただけで謎が解けてしまうかもしれません。

ミステリー玄人の人には少し物足りないかもです。

でも、ミステリー初心者の方にはちょうど良いと思います。

 

もし、周りにミステリーを読み始めたい人がいたら、まずこの作品を薦めたいです。

それにしても、影山はなぜこんなにもミステリーを解くのが得意なのでしょうか?

何か影山にも謎が隠されていたりして?

そんな考察も捗りました。

とても読みやすい作品でしたので、試しに読んでみるのもありだと思います!

 

 

【まとめ】

 

今回は東川篤哉さんの『謎解きはディナーのあとで』を読んでみました。

主人公でお嬢様の麗子と専属執事の影山の物語。

2人の掛け合いも面白かったです笑

また、初心者でも安心して読めるミステリーとなっておりましたので、これからミステリー小説を読んでいきたい人におすすめしたいと思います。

 

 

みんなのレビュー

皆さんのレビューも紹介したいと思います!

星5

・刑事のお嬢様が事件に立ち向かい、お嬢様の事件の話を聞いただけで、執事が事件の謎を解くパターン。深く考えずに楽しめるので、このパターンにはまってしまう。

・大ヒット作を今さらながら買いました。お笑いミステリー小説?思い切りむちゃな設定なので、別世界として楽しめました。エロもグロもないので、健全で良かったです〜。

・こんなにあっさりと犯人を当ててしまう推理小説は初めてだ。
 でも、すっかり納得させられてしまう。
 これは新しいタイプの刑事・執事ものだ。
 執事の小憎たらしいこと。
 その他の作品にも期待だな。ということで、
 「放課後はミステリーとともに」を買ってきた。
 これから読むとします。

 

星4

・読みやすい小説です。持ち運びしやすい大きさで続編も買います。

流行っている時には読む気が起きず、今更読んでみました。
 なるほど、お手軽で軽くて、読みやすい。
 作者が意図してそうされていると感じます。
 大絶賛!!とは言わないが、軽い読み物としては面白いです。
 ミステリ読みたいけれど、脳みそが疲れているとき、心が疲れているときは、良いのではと思います。

引用:商品紹介ページ



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