【レビュー/評価】『星渦のエンコーダー』山森むむむの感想

 

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こんな人におすすめ!
○SFが好きな人
○考察が好きな人

 

 今回は山森むむむさんの『星渦のエンコーダー』を読んでいこうと思います!

 

「小説家になろう」にて無料で読めますので、ぜひ、覗いてみてくださいね!

 

あらすじを読んだ感じ、SF作品なようです。

 

SF作品は割と好きなので、内容がとても気になります!

 

それでは早速読んでいこうと思います。

 

【あらすじ】

東京湾に浮かぶ人工島、未来ノ島は最先端技術が溢れる島。

 

東雲柳と桐崎クリスタルはそんな環境で育った。

 

柳は精神没入型バーチャルリアリティスポーツ「ネオトラバース」のプロとしてデビューし連戦連勝の戦績を誇っていたが、突然の激痛とフラッシュバックに襲われ倒れる。

 

搬送先の病院で受けた治療のセッションは、彼を操作しようとする大きな陰謀に繋がっていた。

 

クリスは柳に恋心を抱きながら見守っていたが、療養することになった彼が競技から離れてしまうことを危惧して、自身もネオトラバース選手の道を志願する。

 

二人は揃って未来ノ島学園付属高専ネオトラバース部に入部するが、柳とクリスの青春は部活動だけでは終わらなかった。

サスペンスとバトル、そして学園生活とラブコメ、学校生活の裏で繰り広げられる戦い、クリスの一途な恋心。

柳の周りで起こる数々の事件と、彼らの心の動きが交錯する中、未来ノ島の日々は一体どう変わるのか?

 

 

【私的満足度】

 

 読みやすさ ★★★★★

 表 現 度 ★★★★★

 おもしろ度 ★★★★★

 総合満足度 ★★★★★

 

【感想】

 

めちゃくちゃ設定が凝っていました・・・

 

現在も更新中の作品であり、謎が多く残されているので今後の展開にも注目です!

 

それでは、私が感じたことを少し書いていこうと思います。

 

 

① 舞台は近未来の人工島

 

本作の舞台は東京湾に浮かぶ人工島「未来ノ島」。

 

そこで育った男主人公の「東雲柳」は、精神没入型バーチャルリアリティスポーツ「ネオトラバース」のプロとしてデビューする。

 

そんな柳が幼馴染である女主人公の「桐崎クリスタル」と共に学園生活を送っていくことになる。

 

バトルあり、ラブコメあり、部活動あり、の物語が繰り広げられます。

 

平和な日々を過ごす柳たちだが、とある事件をきっかけに大きな陰謀が発覚し・・・

 

というような内容となっています。

 

ざっくりした説明ですみません汗

 

ここまで読んでみて、「よくありそうな設定じゃない?」と思った、あなた!!!

 

ちょっと待ってください!!!

 

本作の魅力は、まだまだあります。

 

個人的に好きなのは「作り込まれた設定」です!

 

設定がめちゃくちゃ作り込まれていましたので、次の項目で詳しく書いていこうと思います。

 

それにしても作者のこだわりが強く感じられる設定でした・・・

 

 

② 作り込まれた設定

 

先ほども少し書きましたが、本作の魅力の1つとして「作り込まれた設定」があります。

 

それにしても作り込まれていました・・・

 

まず、人物設定がめちゃくちゃ作り込まれていました!

 

なんと!男主人公の東雲柳と女主人公の桐崎クリスタルのイラストがあるんです。

 

しかもクオリティが高い・・・

 

素敵すぎるので、ここでも紹介させてください!

 

※画像の掲載については、ご本人から許可をいただいております。

 

まずは、男主人公の東雲柳のイラストです。

 

めちゃくちゃかっこよくないですか?

 

キリッとした瞬間のギャップもまたいい・・・

 

次に、女主人公の桐崎クリスタルのイラストがこちら!

 

めちゃくちゃ可愛い・・・

 

クリスタルという名前に負けない可愛さ・・・素晴らしい・・・

 

実はクリスタルは柳のことが好きなんです。

 

こんな可愛い子に惚れてもらえるなんて、羨ましいですね。

 

果たして、2人の恋の行方は?

 

クリスタルは想いを伝えることができるのか?

 

気になる方は、ぜひ、本作を読んでみてくださいね!

 

また、イラストは作者さんのXアカウントで随時更新されていますので、ぜひ、覗いてみてくださいね。

 

↓作者の山森むむむさんのXアカウントはこちら

https://twitter.com/mumumunoyama

 

まだまだ、凝った設定がありますよ!

 

例えば、「ネオトラバース」、「精神没入に関する病名と症状」などなどが作り込まれていると思いました。

 

「ネオトラバース」や「精神没入に関する病名と症状」はもちろん現実に存在しないものなのですが、「もしかして、現実に本当に存在するのでは?」と感じるくらい作り込まれていたと思います。

 

「病名と症状」は、まるで医学書を読んでいるような気分になれました。

 

忖度なしで書きますが、本作の設定の作り込み具合は異常です!

 

もちろん、いい意味でですよ笑

 

他作品で本作ほど設定を作り込んでいるものは、あまりないと思います。

 

この作り込み具合は、めちゃくちゃ珍しいです。

 

個人的に激推し設定がたくさんありますので、ぜひ、皆さんにも読んでいただきたいと思います!

 

皆さんも本作で、精神没入してみませんか?

 

 

③ 残された謎

 

本作は基本的に学園生活が描かれています。

 

しかし、そこに見え隠れする陰謀・・・

 

ここから先は、少しネタバレを含みますので注意!

 

男主人公の柳はとある事件がきっかけで、病院に搬送されてしまいます。

 

搬送先の病院で治療のセッションを受けます。

 

でも、その治療がなんだか怪しいんです・・・

 

正直、「本当に治療しているのか?」と思ってしまいました。

 

まさか、その予想が当たってしまうとは・・・

 

実は、その医師は病院に所属していない医師だったのです・・・

 

どこを探しても記録がない。

 

果たして、その医師は何を目的に柳に近づいたのか?

 

その医師の裏に見える大きな陰謀とは?

 

謎が謎を生む展開が繰り広げられていました。

 

公開中の話では真相が語られていませんので、きっと今後の話でこれらの謎が解明されることでしょう!

 

今後の展開に期待ですね!

 

バンバン考察が捗りましたので、考察好きな人にもぜひ読んでいただきたいと思います。

 

 

【まとめ】

 

今回は山森むむむさんの『星渦のエンコーダー』を読んでみました!

 

SF学園ものの作品で、設定がめちゃくちゃ作り込まれていました。

 

学園もののストーリーもとても面白く、謎が謎を生む展開が本作をより深くしていました。

 

果たして、影に潜む陰謀とは?

 

今後の展開に期待したいです!!!

 

小説家になろうにて、無料で読めますので、ぜひ覗いてみてくださいね!

 

皆さんも本作で精神没入してみませんか?

 

 

こちらから作品を読めます!

↓こちらから無料でお読みいただけます!

https://ncode.syosetu.com/n0342iw/

 

その他作品はこちら

『残された命の証し』瞬那浩人

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1件の返信

  1. 2024年6月10日

    […] 『星渦のエンコーダー』山森むむむ […]

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