【レビュー/評価】『薬屋のひとりごと』日向夏の感想(少しネタバレあり)
引用:Amazon商品ページ
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読書家:1日1冊以上読書しています!
元々は読書大嫌い
本のジャンルを問わずレビューしてます。
本作はKindle Unlimitedでも読めちゃいます。
○歴史が好きな人
○リアルな設定が好きな人
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今回は日向夏さんの『薬屋のひとりごと』を読んでみようと思います。
めちゃくちゃ流行っている本作。
実は私は漫画もアニメもみたことがないんです・・・
これだけ流行っていると、なんだか内容が気になってきました笑
どんな物語が待ち受けているのでしょうか?
それでは読んでいこうと思います。
【あらすじ】
ヒーロー文庫の大人気タイトル『薬屋のひとりごと』が、待望のコミカライズ!
中世の宮中で下働きをする少女・猫猫(マオマオ)。
花街で薬師をやっていた彼女が、帝の御子たちが皆短命であるという噂を聞いてしまったところから、物語は動き始める。
持ち前の好奇心と知識欲に突き動かされ、興味本位でその原因を調べ始める猫猫の運命は――…!?
引用:Amazon商品ページ
【私的満足度】
読みやすさ ★★★★★
表 現 度 ★★★★★
おもしろ度 ★★★★★
総合満足度 ★★★★★
【感想】
中世中国の宮中での生活がとてもリアルに描かれていました。
主人公の猫猫(マオマオ)の好奇心旺盛な姿は、見いて清々しかったです。
それでは、私が感じたことを少し書いていこうと思います。
① 悲劇の少女
主人公の猫猫(マオマオ)ですが、とあることが原因で宮中で働くことになります。
それは誘拐です。
猫猫は悪い大人たちに誘拐され、売られてしまいました。
きっと、巡り巡って宮中で働かされることになったのでしょう。
まさに、悲劇の少女ですね・・・
でも、猫猫はめげません。
猫猫のめげない姿から、勇気をもらえたりするんだよね・・・
皆さんはいかがでしょうか?
誘拐されて強制的に働かされても一生懸命働けますか?
私はムリです涙
絶対に途中で逃げ出してしまいます・・・
でも、猫猫は健気に頑張ります。
そんな猫猫の姿にも注目して本作を読んでいただきたいと思います。
② 宮中での怪しい動き
宮中で働いている猫猫ですが、とある噂を耳にします。
それは「帝の御子たちが短命である」という噂です。
相次いで亡くなる御子たち。
猫猫はその原因に気がつきました。
原因がわかった猫猫は、そっと帝の妻の一人に手紙を出します。
そのおかげで、その妻の子は死なずに済みました。
では、なぜ御子は死んでしまったのでしょうか?
誰かが毒を持ったのでしょうか?
それとも何か他の原因があったのでしょうか?
とっても意外な原因でしたので、気になる方はぜひ本書を読んでみてくださいね!
それにしても猫猫の知識には脱帽です。
まさに薬オタクといったところでしょうか。
まだ若いのに物凄い知識量。
正直羨ましいです・・・
しかも、読み書きができない人が多いような時代なのに、こんなに勉強ができちゃうなんて、すごいですよね!
今後の猫猫の活躍にも期待です。
③ 大出世
猫猫は御子の死の原因を突き止めたことで、帝の妻(上級妃)の侍女になることになりました。
下女であった猫猫にとっては大出世です。
自らの部屋も与えられました。
侍女は猫猫の他に4人いました。
彼女たちは完璧に上級妃の身の回りの世話をします。
そんな中、猫猫に与えられた仕事は毒見役でした。
上級妃であっても食事に毒を盛られて殺される可能性があるので、この時代には毒見役が必要となるのです。
猫猫の才能を見込まれ、毒見役になったのでした。
匂い、色、味などから毒が入っていないか確認する猫猫。
実際に、匂いだけで毒が入っているか当ててしまいます。
やっぱり、類い稀ない知識量を存分に発揮するのでした。
そんな猫猫でしたが、とあることを依頼されます。
それは薬の作成です。
では、一体どんな薬の作成を依頼されたのでしょうか?
めちゃくちゃ意外な薬でした。
ちなみに、病気を治すような薬ではありません。
現代にもある薬ですので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね!
【まとめ】
今回は日向夏さんの『薬屋のひとりごと』を読んでみました。
無理やり宮中で働かされるも健気に働く主人公の猫猫。
一所懸命働く猫猫の姿にも注目してほしいです。
また、めちゃくちゃ豊富な薬の知識を持つ猫猫。
まだ1巻ですが、知識を活かして活躍をしていました。
その知識をどのように今後に活かしていくのでしょうか?
今後の展開がめちゃくちゃ気になりますね。
アニメもありますので、そちらも観てみてみたいと思います!
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