【レビュー/感想】『夢の中のやすらぎと約束』しもやひでとしの感想
引用:Amazon商品ページ
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読書家:1日1冊以上読書しています!
元々は読書大嫌い
本のジャンルを問わずレビューしてます。
本作はKindle Unlimitedでも読めちゃいます。
○小さなお子さんがいる方
○絵本が好きな方
今回はしもやひでとしさんの『夢の中のやすらぎと約束 』を読んでいこうと思います。
なんだかほっこりしそうな物語ですね!
久々に、ほっこりする物語を読むのもいいですね。
それでは早速読んでいこうと思います。
【あらすじ】
夢の中で未来の約束をする男の子と女の子、日々の楽しい思い出を大切に大人へと成長していきます。
約束した子供のころの夢の実現を繰り返し心のささえにして、成長を目指す子供の物語です。
引用:Amazon商品ページ
【私的満足度】
読みやすさ ★★★★★
表 現 度 ★★★★★
おもしろ度 ★★★★★
総合満足度 ★★★★★
【感想】
ほっこりする物語でした!
子ども達に色々と考えてほしい時に読んでほしい作品でした。
私もいつか子供ができたら、一緒に読みたいと思います。
それでは、私が感じたことを少し書いていこうと思います。
① 可愛いイラストと読みやすい物語
本作を読んではじめに思ったことは、「イラストがとにかく可愛い!」です!
少しイラストをお見せしたいと思います。
※作者さんに許可を得て、掲載しております。
いかがでしょうか?めちゃくちゃ可愛いですよね!
登場人物も可愛いし、背景の描写も明るくて、読んでいるだけで心がポカポカしました。
色合いも柔らかかったので、お子さんとゆっくり読めると思います。
喜怒哀楽もしっかり伝わってきました!
小さなお子さんでも理解できるようなタッチになっておりますので、ぜひ、お子さんと一緒に読んでいただきたいと思います。
また、物語がとても読みやすい!
子供向けということもあり、物語の内容自体はとても優しかったです。
しかし、後でも詳しく書きますが、ところどころに子どもたちに考えてほしいメッセージが隠されていました。
「絵本を読んで満足」じゃ終わらないのが本作の大きな魅力であるように思います。
私も幼少期に親に絵本を読んでもらった記憶があります。
でも、なんだか楽しかった記憶ばかりが残り、色々と考えた記憶はほとんどありません。
子ども時代に色々と考えることができれば、もっと思慮深い人間に慣れていたかもしれません。
これからの時代、子どもたちにも考える力を養う必要があると思います。
子どもたちの考えるきっかけになる良書ですので、ぜひ読んでみてくださいね!
②「別れ」を考えてもらうきっかけに
本作の大きなテーマの1つに「別れ」がありました。
家族の都合で、仲のよかった男の子のハルト君が引っ越ししてしまいます。
これが主人公のアオイちゃんにとっての初めての別れだったかもしれません。
いつかは誰にでも訪れる「別れ」。
そんな別れが訪れてしまった子どもたちは、どんな思いを抱えるのでしょうか?
アオイちゃんのように、寂しさで心がいっぱいになるかもしれません。
お子さんと「別れ」について考える良いきっかけになると思います。
直近でお友達と離れ離れになってしまった子やこれから別れが訪れてしまう子に、ぜひ読んでいただきたいです!
「別れ」というディープな話題になってしまいますが、お子さんの成長の糧になること間違いなし!
③ 別れの先にあるもの
先ほども触れました「別れ」。
「友達と別れてしまって、寂しい」で終わらないのが、本作。
本作では、「別れの先にあるもの」についても語られていました。
「別れの先にあるもの」とは、いったい何を指すのでしょうか?
それは「温かさ」です。
皆さんは「別れの後に訪れる温かさ」について、考えたことありますか?
どうして、別れの後に温かさが訪れるのでしょうか?
本書を読むことで、その謎が解き明かされます。
私はいい大人になってしまいましたが、本作を読んだことで「別れの後に訪れる温かさ」について考えることができました。
お子さんだけではなく、親御さんにも「別れの後に訪れる温かさ」を考えるきっかけになると思います。
お子さんと一緒に、「別れの後に訪れる温かさ」について考えてみませんか?
【まとめ】
今回は、しもやひでとしさんの『夢の中のやすらぎと約束』を読んでみました。
可愛らしいタッチの絵とわかりやすい物語が描かれていました。
また、本作の大きなテーマである「別れ」。
お子さんと一緒に「別れ」と「別れの先にあるもの」について考えてみませんか?
いい大人である私でも、色々と考えさせられました。
「別れ」という少しディープな話題ですが、お子さんと一緒に考えていくことで、今後に訪れる「別れ」との向き合い方が少し変わると思います。
お子さんと一緒に「別れ」について考えることができる良書ですので、ぜひ、お子さんと一緒に読んでいただきたいです!
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