【レビュー】『龍の卵のふしぎ体験記』岩城ひろ子の感想
引用:Amazon商品ページ
⚪︎ブログ運営者kimkim紹介
読書家:1日1冊以上読書しています!
元々は読書大嫌い
本のジャンルを問わずレビューしてます。
本作はKindle Unlimitedでも読めちゃいます。
○スピリチュアルが好きな人
○ふしぎな物語が好きな人
今回は岩城ひろ子さんの『龍の卵のふしぎ体験記』を読んでいこうと思います。
私は様々なジャンルを読んできたと思いましたが、読んでいないジャンルがありました・・・
それは、スピリチュアルジャンル!!!
別に避けていたわけではないのですが、全然読んできませんでした笑
スピリチュアルジャンル初心者なので、めちゃくちゃワクワクしています!
それでは、早速読んでいこうと思います。
【あらすじ】
高次元の存在と通信するお母さんのネット上の日記を盗み読みし始めた小学生のソウマが目にしたのは、お母さんが自ら望んで龍憑きとなり、龍の卵を譲られたり、龍を卵に変化させたりする姿でした。
龍の卵は龍神、麒麟、鳳凰として孵り、お母さんはどんどんと不思議な世界へ。
そして阿蘇山が噴火するかもしれないと知ったソウマは、人間の祈りの力を信じて、ある作戦を立てます。
果たして阿蘇山は噴火してしまうのか。
引用:Amazon商品ページ
【私的満足度】
読みやすさ ★★★★★
表 現 度 ★★★★★
おもしろ度 ★★★★★
総合満足度 ★★★★★
【感想】
スピリチュアルジャンルを初めて読みましたので、めちゃくちゃ新鮮な気持ちで読むことができました!
それにしても、ふしぎな世界観でした・・・
それでは私が感じたことを少し書いていこうと思います。
① 龍&龍憑きとは?
本書の大きなテーマである「龍」。
龍について、皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか?
私はドラゴンボールの神龍を思い浮かべます。
蛇のような体で、長い髭が生えていますね。
そんな龍が本作ではどのように登場するのでしょうか?
本作で登場するソウマくんのお母さんは「龍憑き」という存在です。
「龍憑き」について、少しご説明しますね。
「龍憑き」とは、言葉の通り、自身に龍が憑いている人のことをいいます。
龍に護りに憑かれると、人生が好転したりするんだとか!
龍って護りに憑くんですね、初めて知りました!
人生が好転する・・・龍ってとっても魅力的ですね。
そんな龍憑きのお母さんが、龍と共に不思議な世界に飛び込む様子が本作では描かれています。
不思議な世界に阿蘇山の噴火も絡んできます。
阿蘇山の噴火と龍?
いったいどんな関係があるんでしょうか?
思いがけない繋がりがありましたので、ぜひ読んでいただきたいと思います。
それにしても、龍の世界は深すぎる・・・
私たちが想像している何倍も深かった・・・
私も少し調べてみようかな?
② 日記形式の物語
本作はスピリチュアルな内容ですが、すらすら読めちゃうんです。
チャネリングなど、あまり馴染みがない言葉も登場しましたが、それでも読みやすい!
なんで読みやすいのかなぁ?と少し考えてみました。
本作は、「日記形式」で書かれていましたので、めちゃくちゃ読みやすかったんだと思います。
本作は、お母さんの日記を息子のソウマくんが読んでいくという流れになっています。
メインはお母さんの日記ですが、ところどころにソウマくんの感想が描写されているといった感じです。
ソウマくんは、龍の知識はほとんどありません。
もちろん、読者である私もほとんど知識がありません。
つまり、ソウマくんの目線=読者目線で描かれているので、とっても読みやすかったです。
私が思い浮かんだ疑問をソウマくんが代弁して、お母さんに聞いてくれたりします。
そうして、少しずつ疑問が解消されていきましたので、より読みやすく感じたのかもしれません。
そして、お母さんの日記も読みやすい!
文体も口語のように書かれており、堅苦しくなく読むことができます。
読者にわかりやすいように比喩なんかも書かれていました。
龍のセリフなんかも、個人的には面白かったです!
ブログを読むのが好きな人は、ハマると思います。
スピリチュアルに少し興味がある方は、少し覗いてみてはいかがでしょうか?
③ まさかのノンフィクション!?
本作を読んで、私がめちゃくちゃ驚いたことがあります・・・
それは本作の日記部分が「ノンフィクション」だったということです。
龍が登場して、スピリチュアルな世界に飛び込む・・・それがノンフィクション!?
著者曰く、ノンフィクションだそうです!
私は霊感もなく、スピリチュアルな体験をしたことがないので、少し羨ましいです。
スピリチュアルな領域ですので、信じるか信じないかは皆さんの想像にお任せします。
存在するにしろ、ないにしろ、不思議な世界ってなんだか惹かれますよね。
私も不思議な世界に行ってみたい!と思う今日この頃です笑
もしかしたら、スピリチュアル系の作品にアレルギー反応を起こしてしまう人もいるかもしれません
ね・・・
でも、安心してください!
「龍の存在を絶対に信じろ!」などの強い圧力はありませんので、龍の存在を信じていようがいまいが、気軽に読むことができます。
それも本作の魅力ですね!
龍の存在を信じていない人でも、スピリチュアルファンタジーとして楽しむことができちゃいます!
「スピリチュアルな世界を信じていないけど、少し不思議な世界観に浸ってみたい!」という方にも、おすすめできる作品となっておりました。
【まとめ】
今回は、岩城ひろ子さんの『龍の卵のふしぎ体験記』を読んでみました。
龍が登場する世界観に、どっぷりと浸かることができました!
温かい物語ですので、心がポカポカしてきます。
また、日記形式で書かれていますので、すらすら読めちゃいます。
そして、日記部分はノンフィクションだという本作。
スピリチュアルな領域ですので、信じるか信じないかはあなた次第です!
不思議な世界観に浸ってみたい方やスピリチュアルに触れてみたい方に、おすすめしたい作品となっておりました。
龍の存在で人生が好転するかも!?
本の購入はこちらから!
本作はKindle Unlimitedでも読めちゃいます。
岩城ひろ子さんの他の作品はこちらから!
・『龍の卵のふしぎ体験記2』
・『ぼくたちの決意表明!』
その他作品はこちら
4件のフィードバック
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