【レビュー/評価】『無実の君が裁かれる理由』 友井羊の感想
引用:Amazon商品ページ
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読書家:1日1冊以上読書しています!
元々は読書大嫌い
本のジャンルを問わずレビューしてます。
○ミステリーが好きな人
○衝撃のラストが好きな人
今回は、Twitterのフォロワーさんである友井羊先生の著書を読んでいこうと思います!
表紙画像のインパクトがすごい作品です!
それにしても、青春&冤罪???
悪意もあるのか・・・
内容が全く想像がつきません・・・
内容がとても気になります!
早速読んでいきたいと思います!!!
冤罪はごめんだぜ・・・
【あらすじ】
牟田幸司は、ある日ストーカーに疑われてしまう。
周囲から犯罪者扱いされる中、冤罪を研究しているという女子学生の紗雪に出会う。
紗雪のおかげで疑いが晴れたが、真犯人はいったい誰なのか?
真相を追い求める二人に、数々の事件が待ち受ける!
【私的満足度】
読みやすさ ★★★★☆
おもしろ度 ★★★★★
総合満足度 ★★★★☆
【感想】
冤罪をテーマにした作品を初めて読みましたが、とても面白かったです!
でも、実際に冤罪に巻き込まれたくはないですけどね汗
冤罪と青春がどのように絡み合うのか!?
そして、待ち受ける衝撃のラストとは!?
この作品を読んで、私が面白いと感じたところを少し書いていこうと思います!
それにしても、読んだ後の余韻がたまらなかった・・・
読んだ後の余韻?なんだそれ?
1.身近に潜む冤罪
この作品を読み終わってみて、冤罪って意外と身近に存在しているのかもしれないなとおもいました。
痴漢などの被害はよくニュースで聞いたりしますよね。
この作品で取り上げられていた冤罪は、痴漢、器物損害、殺人などなどでしたが、どの冤罪も人の認知の誤りによって、いくらでも発生しうるものでありました。
痴漢と殺人を比べるのはおかしいかもしれませんが、同じくらい冤罪が発生しやすいように思います。
人の認知って、便利ですけど時には恐ろしいものになります。
もし、こういう事件に巻き込まれてしまった時は、まず自分の認知を疑うところから始めたいと思います。
みなさんも自分の認知を疑ってみてください。
もしかしたら、自分の認知が歪んでいるかも!?
冤罪って、本当に怖いですからね、、、
人の人生を狂わせてしまいますからね。
私も気をつけたいと思います・・・
2.冤罪はこうして起きる
この作品で面白かった点の一つとして、冤罪が発生する過程が丁寧に描かれていた点が挙げられます。
冤罪が起きた後のことは、よくニュース等で取り上げられますが、冤罪がどうして起きるのかって、あまり聞いたことがありませんでした。
それにしても、冤罪が発生する過程がとても興味深かったです!
人間の認知の誤りが発生する過程がよく描かれており、解説もとてもわかりやすかったです。
正直、これじゃあ間違えても仕方ないかも、、、と思いながら読んでいました。
冤罪に巻き込まれた人からすると、たまったもんじゃありませんよね、、、
頼むから、私には起こらないで欲しいです・・・
もちろん、誰かを冤罪にするのも嫌ですよ?
俺も事件には巻き込まれたくないぞ!!!
ネタバレできないのが惜しいですので、皆さんもこの本を読んで、冤罪発生過程について学んでみてください!
きっと、興味が湧くはずです!!!
俺はおやつつまみ食いしてないぞ!冤罪だ!!!
3.衝撃のラスト
これはミステリー作品あるあるですけども、衝撃のラストが待っていました、、、
うわぁ、まじか、、、と心の中で思いました。
後味は悪くはないのですが、まさかここでお前が!?という感じでした。
衝撃のラストって何回読んでも、面白いですよね!
これが小説の醍醐味です!
なんだかその作品の味が一番詰まっているようで、個人的にはとても好きです!!
皆さんも、きっと「まさか、お前が!?」と思うはずです。
衝撃のラストから目が離せないぞ!
【まとめ】
冤罪をテーマにした作品を初めて読んだということもあり、とても新鮮にこの作品を読むことが出来ました。
それにしても、興味深かった、、、
でも、事件には絶対巻き込まれたくない、、、
もちろん、誰かを巻き込むのも嫌ですけどね、、、
冤罪がテーマの作品を読んだことがない人にもおすすめの本となっておりました。
きっと、興味が湧くこと間違いなし!
衝撃のラストもしっかり用意されていましたので、皆さんもぜひ読んでみてください!
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ちなみに同じ書かわかりませんが、祥伝社 (2019年8月8日発売)から発売されている同じタイトルの本があったように思いますが(違っていたら申し訳ありません)そちらのカバー(表紙)の方が良いなと感じました。こちらはインパクトが強烈で・・・こわっ。
冤罪って、真犯人は、周囲が「えっ?まさかあの人が?」ってみんなが思うような人(意外な人)だったりするのかもしれないですね。警察は・・・(もしや警察内部にも協力者がいたりするのかもなんて、ことすら考えてしまいたくなります)