【レビュー/評価】『カルト宗教信じてました。』たもさん の感想

引用:Amazon商品ページ

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カルト宗教信じてました。

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こんな人におすすめ!
○非日常を垣間見たい人
○カルト宗教に興味がある人

 

 今回はたもさんの『カルト宗教信じてました。』を読んでみたいと思います。

 

表紙のインパクトがすごいこの作品!

 

カルト教団とは!?

 

正直あまり知りません・・・

 

内容がとても気になるので、早速読んでいこうと思います!

 

【あらすじ】

 

幼いころに母親がエホバの証人に入信。



4人姉弟の中で、「断れなさそう」という理由で一緒に集会に連れていかれることになったたもさん。



エホバの証人の活動のために、部活動をかわきりに、服装や恋愛、進学さえも自分の望み通りにはならない日々でしたが、いつか訪れるとされている楽園のために耐え忍んできました。



しかし、結婚してやっと生まれたひとり息子は、エホバの証人では禁止されている「輸血」を必要とする病だったのです…

 

引用:Amazon商品ページ

 

 

【私的満足度】

 

 読みやすさ ★★★★★

 表 現 度 ★★★★★

 おもしろ度 ★★★★★

 総合満足度 ★★★★★

 

【感想】

 

結構、インパクトが強い作品でした!

 

私はカルト宗教に属していないので、非日常を味わえました。

 

それにしても、強烈・・・

 

私が読んだ感想を少し書いていこうと思います!

 

 

① 宗教にハマった日

 

ある日、主人公の母がカルト宗教にハマってしまいます。

 

その過程がリアル・・・

 

正直、誰にでも当てはまる話でした。

 

もしかしたら、あなたにも当てはまるかも!?

 

そして、母に勧誘される主人公・・・

 

主人公もいつの間にか入信してしまいます。

 

知らず知らずのうちに、洗脳されていきます。

 

これも、またリアル・・・

 

誰でも洗脳される可能性があります。

 

しかも、洗脳されている人は、洗脳されていることに気が付かないんだとか・・・

 

少し怖くなりました。

 

正直、そんな親に育てられなくて良かったと思いました・・・

 

 

② 宗教活動に費やされた学生時代

 

主人公の学生時代は、宗教の勧誘活動に費やされました。

 

演劇部に所属したかったのに、宗教関係者に拒否されたのだとか。

 

そして、宗教関係者の言うことは絶対なんだとか・・・

 

宗教にもそれぞれの考え方があるとは思いますが、個人の自由を制限してしまうのは、どうかと思います・・・

 

なんだか、自由なことができない学生生活は、面白くなさそうですし、かわいそうです。

 

自由な学生生活を送れた私はしあわせなんだと思いました。

 

 

③ ムチと虐待

 

ある日、お茶会に参加した主人公。

 

そこで、衝撃の話を耳にします。

 

それは、信者が我が子に虐待している話です。

 

それを悪気もなく話していました。

 

集会中に居眠りをしたりしたら、鞭打ちをされるんだとか・・・

 

そして、終わったら「ありがとうございます」と言わないといけない・・・

 

それが原因で、精神が壊れてしまう人もいるんだとか・・・

 

なんだか、かわいそうとしか言いようがないです。

 

ほんとに洗脳って、怖いですね。

 

 

④ 輸血問題

 

主人公は結婚し、子供もでき、しあわせに暮らしていました。

 

しかし、ある日、子どもが難病にかかってしまいます。

 

そこで必要になったのが「輸血」です。

 

ですが、輸血はこの宗教では禁止されています。

 

それでも我が子のために、輸血を決意します。

 

決意の過程が鮮明に描かれており、とても感動しました!

 

いい判断だ!!!よくやったぞ!主人公!

 

と思いました。

 

命がかかっているのに、輸血ができないなんて、なんだか信じられません・・・

 

それで亡くなってしまった人もいるのかもしれませんね・・・

 

洗脳というか、教えというか、私は勘弁です!

 

 

【まとめ】

 

今回はたもさんの『カルト宗教信じてました。』を読んでみました。

 

とにかくインパクトがすごかったこの作品。

 

非日常を味わいたい人にはぴったりな作品となっておりました!

 

内容が少しエグいので、心して読んでみてくださいね。

 

 

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