【レビュー/評価】『さらば！ ＤＶモラハラ王子』フーミンの感想

引用：Amazon商品ページ

 

 

 今回はフーミンさんの『さらば！ ＤＶモラハラ王子』を読んでいこうと思います。

 

表紙はポップな感じですが、一体どのような内容が書かれているのでしょうか？

 

なんだか、エグそうな予感・・・

 

それでは、早速読んでいこうと思います！

 

【あらすじ】

毒親育ちの私は22歳の時、憧れのマラソンランナーと結婚した。

 

そこには幸せが待っているはずだった。

 

しかし、待っていたのはＤＶとモラハラと過酷な不妊治療の日々だった。

私は彼の言う事は何でも言う通りにし、どんな理不尽なことを言われても、殴られても我慢した。

稼ぎは夫と婚家と不妊治療に捧げた。

彼を愛していたから。

やがて、健康を損ない夫の元を去る日。夫は全財産を私から奪い、『永遠に呪い続ける』と言った。

『神様、お願い。このまま朝になっても目覚めさせないで！！生きるのが辛過ぎる。だって私には何もないのだから。30歳過ぎてるし美人でもない。お金もないし才能もない、学歴も資格もない。こんな私がどうやって生きていけばいいの？！』

暗闇の中で泣いて泣いて泣き疲れた私。そのとき、ふと私は気付いた。

 

自分が持っているモノを。

・・・その晩を境に、私の心の中は激変した。それからは、幸せな出来事が次から次へと私に訪れた。

【私的満足度】

 

　読みやすさ　★★★★★

　表　現　度　★★★★★

　おもしろ度　★★★★★

　総合満足度　★★★★★

 

【感想】

 

こんなことを軽々しく言いたくないのですが・・・

 

めちゃくちゃ生きる勇気をもらえました！！！

 

最近、とても気持ちが落ち込んでいたので、いい活力剤になりました。

 

書きたいことが山ほどあるのですが、少しだけ？書いていこうと思います。

 

引用：Amazon商品ページ

① 自分らしくてOK

 

モラハラというと、皆さんはどのようなことを思い浮かべますか？

 

私は罵詈雑言をぶつけられたりすることを思い浮かべます。

 

めちゃくちゃ嫌ですね・・・

 

想像するだけでも、鳥肌が立ちます・・・

 

そんなモラハラ旦那に出会ってしまった筆者。

 

旦那の弟の嫁と比べられ、罵詈雑言を浴びせられることもありました。

 

そんな罵詈雑言を浴びせられると、自我が崩壊していきます。

 

私ってなんだろう、私ってダメなのかな・・・？

 

そんな気持ちになってしまうと思います。

 

そんな時は、「自分は自分らしくあればいいんだよ」と自分を励ましてあげましょう。

 

自分を励ましてあげるだけでも、少し気持ちが変わってくると思います（たぶん）。

 

「ありのままの自分でいいんだ！」、「自分らしくいていいんだ！」と再認識することができ、ありのままでいる勇気ももらえました。

 

きっと、皆さんもありのままでいる勇気をもらえると思いますので、ぜひ、読んでいただきたいと思います。

② あなたは幸せ？不幸？

 

本書の中で、私の心に深く突き刺さった言葉がありました。

 

それは「自らの境遇を幸せだと思うか不幸と思うかは、自分の気の持ちようなだけ」という言葉でした。

 

正直、私は本書を読むまで、今の境遇を不幸だと思っていました。

 

眠れない日々もしばしばありました・・・

 

でも、先ほどの筆者の言葉に出会ってから、考え方が変わりました。

 

「根拠はないけど、一旦開き直ってみよう！」、そう思えました。

 

クヨクヨと悲しいことばかり考えていても、何も解決しないどころか、ひたすら辛い気持ちになってしまいます。

 

負の連鎖に陥ってしまうのです・・・

 

しかし、一旦開き直って、明るく考えてみると、たちまち負の連鎖は断ち切られます。

 

根拠のない開き直りって、最強ですね笑

 

大袈裟に言いますけど、本書を読んだことで、人生の考え方が少し変わりました。

 

先程の言葉に出会えていなかったら、私の人生は暗いままのものであったかもしれません。

 

でも、これからは時には開き直り、明るい気持ちで生きていこうと思います！

③ 勇気をもらいたいなら本書を読め！

 

本書を読み終わって気がついたことがあります。

 

それは「めちゃくちゃ勇気をもらえる」ということでした。

 

勇気をもらえる要素はたくさんありましたが、大きな要素としては「文章力」だと思いました。

 

本書は、筆者の経験や考えが等身大の言葉で書かれています。

 

もちろんいい意味でですよ？

 

等身大の言葉で書かれているからこそ、私たちに伝わりやすいものとなっていたのだと思います。

 

また、もう１つ大きな要素がありました。

 

「不幸な体験を不幸で終わらせず、自分の教訓としていた」ことが挙げられます。

 

たとえ不幸な境遇に遭っても、挫けずに前に進み続ける姿勢。

 

筆者がそんな姿を見せてくれたから、生きる勇気が湧いてきたんだと思います。

 

モラハラやDVにあっていて辛い人、気持ちが沈んでいる日々が続いている人に、ぜひ本書を読んでいただきたいと思います。

 

前向きになり、生きる希望が沸々と湧いてくること間違いなしです！

【まとめ】

 

今回はフーミンさんの『さらば！ ＤＶモラハラ王子』を読んでみました。

 

「自分らしく生きる勇気」、「逞しく生きる勇気」などたくさんの勇気をもらえた１冊でした。

 

現在、モラハラやDVにあっていて辛い人、気持ちが沈んでいる日々が続いている人に、ぜひ本書を読んでいただきたいです。

 

もしかしたら、あなたの人生に少し変化が訪れるかもしれませんよ？

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