【レビュー/評価】『配達あかずきん』大崎 梢の感想(ネタバレなし)
引用:Amazon商品ページ
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読書家:1日1冊以上読書しています!
元々は読書大嫌い
本のジャンルを問わずレビューしてます。
本作はKindle Unlimitedでも読めちゃいます。
○本が好きな人
○ミステリーが好きな人
今回は、大崎梢さんの『配達あかずきん』を読んでみたいと思います。
表紙を見て、読みたいと思いました!
表紙の赤ずきんちゃんが可愛らしいですよね!
どんな物語が待ち受けているのでしょうか?
気になるので、早速読んでいこうと思います。
【あらすじ】
近所に住む老人から託されたという、「いいよんさんわん」謎の探求書リスト。
コミック『あさきゆめみし』を購入後失踪してしまった母親を、捜しに来た女性。
配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真……。
駅ビルの六階にある書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵が、さまざまな謎に取り組む。
【私的満足度】
読みやすさ ★★★★★
表 現 度 ★★★★★
おもしろ度 ★★★★★
総合満足度 ★★★★★
【感想】
本屋に潜むミステリーはとても面白かったです!
本屋にもミステリーがあるんですね笑
新鮮な気持ちで作品を読むことができました。
それでは、私が感じたことを少し書いていきたいと思います!
① 本屋に潜むミステリー
この作品には本屋に潜むミステリーが描かれています。
謎の探求書リスト、失踪した母を探す女性、本に挟まれた盗撮写真などなど
色々な謎が本屋を襲います。
ミステリーがいつくか収録されていますが、どれも面白かった!
どのミステリーも本が関係しています。
本からメッセージを伝えたり、本を手掛かりに人を探したりなどなど・・・
本からつながるミステリーなんて、とても斬新ですよね!
先が気になって、読む手が止まりませんでした!
ぜひ、実際に読んでみてくださいね。
あなたも本屋ミステリーの虜になるはず!?
② 本を探すだけじゃ終わらない?
この物語では、ミステリーを解決するために、さまざまな本を探します。
本を見つけて終了!・・・とならないのがこの作品!
なんなら、本を探した後が面白かったです。
もちろん、本を探し当てる過程もちゃんと面白かったですよ?
でも、本を探した後が本番のような気がしました。
本を探して、そこからミステリーとの関連性を見つけます。
それが意外な繋がりを見せるんですよ!
めちゃくちゃ驚きました!
そんなとこで繋がるんだぁ・・・と思うはずです笑
ミステリー好きな人にもおすすめな作品となっていました!
ミステリー好きな人はぜひ読んでみてくださいね!
③ 本から繋がる人の温かさ
この作品には、本から繋がる温かさがよく表現されていました。
この作品はミステリー作品ですが、殺人事件とか怪異事件とかは起こりません。
比較的平和な事件が起きます・・・
事件の解決に向けて、いろんな人が繋がっていきます。
また、事件解決後もいろんな人が繋がります。
事件後の方が、繋がることが多かったかもしれません。
人々のつながりが、温かいんですよ!
人の温かさを十分に感じることができます!
私も彼らみたいに、温かい人の繋がりを作れるかなぁ?
いや!繋がりを作ります!
それにしても、温かい気持ちになる作品って、読んだ後も温かい気持ちになりますよね。
それも温かい作品を読む醍醐味なのかもしれませんね!
大崎さんの他の作品も読んでみたいなぁ・・・
【まとめ】
今回は、大崎梢さんの『配達あかずきん』を読んでみました。
本屋で起こるミステリーという設定は、とても斬新でした!
新鮮な気持ちで読めました。
また、人の温かさをたくさん感じることができました!
人の繋がりから生じる温かさ・・・
なんだか、私まで温かい気持ちになりました。
この作品は穏やかな内容のミステリーです。
ミステリー好きな人にもぴったりな作品となっていました!
他の作品からは味わえない驚きが待っています!
ぜひ、読んでみてくださいね!!!
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