【レビュー/評価】『子どもが危ない!』岩城勝の感想(ネタバレなし)
引用:Amazon商品ページ
⚪︎ブログ運営者kimkim紹介
読書家:1日1冊以上読書しています!
元々は読書大嫌い
本のジャンルを問わずレビューしてます。
○小さなお子さんがいる方
○子どもたちを取り巻く危険を勉強したい方
今回は、岩城勝さんの『子どもが危ない!』を読んでいこうと思います。
普段、子供と接する機会がしばしばある私ですが、子どもたちを取り巻く危険について学んだことはありませんでした・・・
子どもたちの危険を少しでも減らしたい!
ということで、今回は本書で勉強していきたいと思います。
それでは、早速読んでいきましょう!
【私的満足度】
読みやすさ ★★★★★
学 び 度 ★★★★★
総合満足度 ★★★★★
【感想】
子どもたちを取り巻く危険が、場面ごとに事細かに書かれていました。
しっかりとした対策も載っております。
意外な危険も載っていますので、ぜひ、皆さんにも読んでいただきたいです。
それでは、私が感じたことを少し書いていこうと思います!
① 子どもたちを取り巻く危険
本書には子どもたちを取り巻く危険が、場面ごとに分けられ、対策とともに書かれています。
ところで、皆さんは子どもたちを取り巻く危険って、どんなものを思い浮かべますか?
子どもたちを取り巻く危険はたくさんあります。
例えば、「勢い余って、机の角に頭をぶつけてしまう」、「熱いものに触れてしまい、火傷を負ってしまう」などなど挙げ出したら、キリがありません・・・
そんな、子どもたちに降りかかる危険を少しでも減らしたい!という思いから書かれたのが本作です。
めちゃくちゃたくさんの場面が収録されており、作者の本気がひしひしと伝わってきました。
「子どもたちに安全に暮らしてほしい」そう語りかけられている気持ちになりました。
小さなお子さんがいる方はもちろんのこと、子どもたちと接する仕事をしている人にも読んでほしい1冊となっておりました。
子どもたちを危険にさらさないためにも、私もしっかりと熟読したいと思います。
② 刃物類の危険
さて、ここからは子どもたちを取り巻く危険について、少し深掘りして書いていこうと思います。
本書にたくさん載っている危険から、私が重要だと思ったものを少しピックアップしてみました!
まず、ご紹介したいのが「刃物類の危険」です。
刃物は大人にとっても危険ですが、子供にとってはもっと危険。
といっても、私たちの生活に刃物は欠かせませんよね・・・
ハサミ、カッター、包丁など、日常生活ではさまざまな刃物を使用すると思います。
子供たちは好奇心旺盛ですから、大人が使用するハサミやカッターなどに興味津々です。
どうしても使いたいと駄々をこねることも、しばしばありますよね。
でも、子供たちに刃物を使わせるときは、細心の注意を払う必要があります。
しっかり注意しておかないと、大きな事故を招きかねません。
私の姉も幼少期にカッターで手を切ってしまって、縫った記憶があります・・・
それでは、私たちは刃物類の危険に対して、どのような対策を講じる必要があるのでしょうか?
私たちができる対策は主に2つあります。
①刃物類を子供の届かないところに保管する
②刃物類の危険性を子供に伝える
個人的には、①はすぐに対策できて最も効果があると思います。
まずは子どもの届かないところに保管するのが大事ですよね。
そして、子どもたちが刃物を使うときは、保護者が見守る。
これで、大体の危険を回避できると思います。
また、普段から刃物の危険性を教えることも必要となります。
YouTubeなんかを利用して、動画で危険性を説明するのもいいかもしれません。
”刃物は便利だけど、使い方によっては危険になる”ことを知ってもらいたいですね。
③ 口に含むものの危険
私がもう1つ紹介したい危険があります。
それは「口に含むものの危険」です。
子どもたちは、何でもかんでも口に含もうとしてしまいます。
歯ブラシやフォークなどを口に含んだまま動き回る時も、しばしば。
また、お祭りなんかに行くと、飴やフランクフルトなど棒状のものを口に咥えたまま、走り回ることもあります。
もし、それらを口に咥えたまま転倒したり、追突したりしてしまうと、どうなってしまうのでしょうか?
言わずもがな、重大な事故につながりかねませんよね・・・
悍ましすぎて、想像もしたくもないです・・・
それでは、子どもたちをそのような危険から遠ざけるためには、どうしたらよいのでしょうか?
こちらも対策が主に2つあります。
①物を口に咥えたまま歩かせない、遊ばせない
②強い力がかかると曲がる子供用の歯ブラシを使用する
確かに、まずは物を口に咥えたまま何かをさせないことが大切ですよね。
座って食べるように促したりするのもいいかもしれませんね。
また、強い力がかかると曲がる歯ブラシを使用するのも良いとのこと。
正直、そんな歯ブラシがあるなんて、知りませんでした汗
自分に子どもができたら、使用を検討したいと思います!
私たちの少しの注意で、子どもたちの危険を回避できるなら安いもんです!
私も子どもたちに細心の注意を払って、安全に遊んでもらえるように、頑張りたいと思います。
【まとめ】
今回は、岩城勝さんの『子どもが危ない!』を読んでみました。
子どもたちを取り巻く危険がたくさん載っている本書。
場面ごとの危険がイラスト付きでわかりやすく書かれており、対策もしっかりと載っていました。
小さなお子さんがいる方や子どもたちと接する仕事をしている方に、特におすすめしたい1冊となっております。
今まで気がつかなかった危険や気にしていなかった危険もあると思いますので、初心に帰った気持ちで勉強してみてくださいね。
子どもたちがもっと安全に暮らすきっかけになること間違いなしです!
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